給食のわかめごはん おにぎり

中学の給食の時の話です。 わかめが入ったご飯が主食として出たのですが、その日はご飯がかなり余ってしまいました。そこで担任の先生が余ったわかめご飯を小さいおにぎりにして食べれる人に配ってくれました。 小さい一口サイズのおにぎりで、小ぶりな感じがなんだか愛おしかったのを覚えています。

ポンデと

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忘れられない日と別れ

18歳の夏、彼女と別れた。泣いた。ひたすら泣いた。僕は本当に彼女のことが好きだった。でも、僕は自分の夢を追うために地元を離れることを決め、受験勉強をしていた。そして、僕は遠方への進路を決めた。進路が決まったタイミングで、友達が誕生日会を計画してくれた。しかし、なんとそこに元カノも呼ばれていた…… おそるおそる話を聞いてみると、気まずいし、断ろうと思ったらしいけど、この機会を逃したらもう僕に2度と会えないと思って来てくれたらしい。帰るとき、こっそりプレゼントをもらった。手作りチョコレートと一緒に、手紙が入ってた。「元気でね」 それを見て僕はまたわんわん泣いた。小腹が空いてチョコレートを食べるときは、今でもあの特別な誕生日を思い出す。あの子は今、元気にしてるだろうか。

goo さん

毎年一度のすき焼きパーティ

毎年、年末年始の帰省を楽しみにしている。 我が家の1月1日はすき焼きパーティが開催される。 年に一度、元旦だけのすき焼き。 それも霜降りな高級肉だ。おかげさまで毎年最高な1年のスタートを切れる。 時は経ち、それぞれが家族を持ち、別々で元旦を過ごすことも多くなった。その中で、家族全員が揃ってのすき焼きはなくなってしまった。 でも、みんな、すき焼きが食べたい。 そんな食い意地から、1月2日、1月3日と、それぞれの家族と両親で、2daysのすき焼きパーティが行われる風習となった。 今は、両親の胃もたれだけが気になっている。

ふるたろ さん

遠足で食べた卵焼き

僕は遠足が嫌だった。まるまる太っていて、気が弱く、いつもびくびく過ごしていた。でも、はあはあ息を言わせてやっとお弁当を食べられるようになったとき、食べた卵焼きは何よりも美味しかった。大人になって節制し、スリムになったいま、運動した後に食べたご飯と同じ美味しさを味わえるものには会えていない。嫌だった行事も、そういった楽しみ方があったのだなぁといま、しみじみと実感する。

福知山なるみ さん

やっぱ日本人

中学生の夏、短期留学に希望した友達と一緒にオーストラリアに行きました。初めての海外でちょっぴり不安もありながら好奇心で胸がいっぱいでした。オーストラリアに着いてからはホストファミリーと一緒に友達と暮らしながら留学生活を送っていました。 主食はお米ではなくじゃがいも、何もかもが大きくて量が多い!(笑)毎日今日の夜ご飯は何かとワクワクしていました。 そして、いよいよ日本に帰る日がやって来ました。嬉しくも寂しい気持ちを抱えながら飛行機で日本へ ホテルに泊まるためにみんなで夜ご飯をコンビニで買いに行きました。するとみんないっせいに同じ場所(笑) 大好きな「おにぎり」の場所へ やっぱり日本人だな〜

まんまるお米 さん

娘と海の家

2番目の子どもが生まれた日、お姉ちゃんになる娘と閉まりかけの海の家でかき氷を食べた。もうお客さんもいなくなって、夜の海は真っ暗で。波の音を聞きながら、いつもよりも豪華なかき氷を二人で買って、おめでとうといってお祝いした。忘れられない夏の思い出。

おじちゃん さん

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哀しいくらい君が好き

僕の間違いは、君を僕のもとから離してしまったことだった。地元で教師になる君を振って、僕は自分の夢を追うために他県に進んだ。今、夢を叶えて自分の好きな仕事をしているが、心は満たされていない。君が僕のそばにいないからだ。そう思いながら、自分で作った卵焼きを食べた。甘い。甘すぎる。君が作った卵焼きとは随分違うな。高校時代、君が毎日作ってきてくれたお弁当。そこに入っていた酸っぱい卵焼きの味が、今でも恋しい。そう思って、久しぶりに連絡を取ってみた。すぐに返ってきた。向こうも驚いていたようだった。ちょうど別れたところで今、彼氏はいないらしい。今までずっと新たな恋をしようとしても、若き日の僕が心の中にいて長続きしなかったそうだ。なんという奇跡。10年間の心の隙間を埋める、新しい恋が始まりそうだ。

哀しき街 さん

おばあちゃんの手作りミルクアイスキャンディー

雰囲気とか、話し方とか、笑い方とか、おばあちゃんはなんだか魔女みたいな雰囲気の人だった。車で40分くらいのところにある、かつて父も暮らした家に住んでいた。夏休みに家族で遊びに行くと決まって、いいものあるよぉ、食べるかぃー?ってちょっと芝居がかった前振りをされる。うん食べたい!って答えると、銀色の筒に棒が刺さったアイスキャンディーを出してくれる。カラフルなオレンジ味、グレープ味、レモン味もあったが、真っ白なミルク味が一番好きだった。どう、おいしい?それはよかったわぁ!ってうれしそうだった顔を思い出す。孫のために手作りしてくれた、甘くて、シャリっとして、素朴な味で、本当においしかった。父たち兄弟も食べていた、おばあちゃんのお得意デザートだったとあとで聞いた。

ねるねるねるね さん

給食のずんだ春巻き

小学校の給食で、名産のずんだの春巻きがよく出ていた。とくに美味しい!というわけじゃないんだけど、ずんだ春巻きが給食に出た日は、おかわりの取り合いのじゃんけんが異常に盛り上がったのを覚えてる。なんだったんだろう、あの熱気は。

えだまめ さん

富良野で食べる農家飯

富良野の農家さんの作業のお手伝いをしに行ったことがある。 趣味でやる畑とは違って、収穫も量がすさまじい。 朝から夕方まで作業して、疲れ果てて、気づくと空が暗くなってきていた。 農家のおじさんが「お疲れさん」と声をかけてくれて、夕飯をごちそうしてくれた。 おじさんの家の広い庭で採れたものをバーベキューでいただいた。 野菜ってこんなにおいしいんだなと思った。

こうじろう さん

甘くて美味しい玉子焼き

実家に帰るとご馳走で迎えてくれる母親  子供の頃から大好きだった料理をそのまま揃えた食卓  特にその中でも海苔巻きが大好きです  母親の作る玉子焼きは砂糖とほんだしが入っていて  それだけで甘くて美味しい  その玉子焼きはお弁当にもいつも入っていたから  懐かしい味わいでもある  私には綺麗な部分をくれる  でも玉子焼きが好きだからこの端っこを食べちゃう  また食べたくなってきた  実家に帰ろう

ながらぼ さん