お父さんと釣った魚
小さいころに、家族で小豆島に行ったときに、お父さんが急に釣りをしようといって、家族で釣りをした。それまで何度か釣りをしたけど、あんま連れたことがなかったんだけど、この日は小さい魚が何匹か連れて。何の魚か覚えていないけど、宿に持ち帰ってから揚げにしてもらったら、ホクホクでとても美味しかった。釣れた時も食べてるときも、お父さんがとてもうれしそうにしていたのを覚えている。せっかくの旅行だから、いい思い出を残したくて張り切っていたのかな、と、今思い出していてなんとなく思う。釣りをしていた時にみた海に反射する夕日がとてもきれいだったのとあわせて、なんとなく忘れられない旅の思い出。
sayaka
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冬の予備校帰りに食べたカツ丼の味
なんでもないご飯なのに、とても感動することがある。 受験生だったとき、朝から晩まで勉強で我ながらよく頑張っていた気がする。 しかし成績は思い通りに伸びるわけではなく、よく落ち込んでいた。 たしか、模試の結果が良くなく、落ち込みながら帰った帰り道。 ふと見つけたカツ丼屋に吸いこまれていった。 寒くて凍えるような日で、出てきたカツ丼を食べて、あまりのおいしさに少し涙が出た。 あれ以来、色々なカツ丼を食べたけど、あの日のカツ丼を超えることはまだない。
さいとう さん
富良野で食べる農家飯
富良野の農家さんの作業のお手伝いをしに行ったことがある。 趣味でやる畑とは違って、収穫も量がすさまじい。 朝から夕方まで作業して、疲れ果てて、気づくと空が暗くなってきていた。 農家のおじさんが「お疲れさん」と声をかけてくれて、夕飯をごちそうしてくれた。 おじさんの家の広い庭で採れたものをバーベキューでいただいた。 野菜ってこんなにおいしいんだなと思った。
こうじろう さん
迷子のおにぎり
本当に昔、4〜5さいの頃、長野県のサービスエリアによってしゃけおにぎりを買いました。近くのベンチは混んでいたので、少し離れたところのベンチで食べようと思い、ベンチまで歩きました。さあ食べようと思ったら、おにぎりをどこかに置いてきてしまいました。家族がかったおにぎりは食べたい味がなく、ベンチで泣きじゃくっていました。そのとき、隣に座ってた大学生くらいのお姉さんが、「このおにぎり、もうお腹いっぱいだからあげる!」と言ってしゃけおにぎりをくれました。しゃけおにぎりが食べれて本当に嬉しかったです。もしまた会えたら、私がしゃけおにぎりをあげたいです。
しゃけぱんだ さん
いくつでも食べたらいいよ
私は小さい頃、母方のおばあちゃんっ子で、兄弟は父方のおじいちゃんが大好きでした。だから夏休みや冬休みは兄弟とバラバラに、私は遠方のおばあちゃん家に預けられて一人っ子みたいな気分。その日々は、ずっと甘えてもいい、私も東京から離れて、ぐーっとのびのびできるような時間でした。料理上手なおばあちゃんはいつも好きなものをすぐにつくってくれたけれど、お寿司だけは決まったお店があり、お寿司が食べたい日はそのお店に二人で手を繋いで行きました。そこで「好きなものをいくつでも買って帰ろうね」と言われて、私は大好きな干瓢巻きといなり寿司をお腹いっぱい食べて……。おばあちゃんのやさしい声音を今でもよく覚えています。好きなものを好きな分だけ食べていい、大好きなおばあちゃんがくれる夢のような時間でした。
リラ さん
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伊豆大島のうつくしいべっこう丼
去年学生時代の友人と訪れた伊豆大島。東京竹芝埠頭から夜間の大型客船の波に揺られ、朝方到着したのは自然が壮大な島の景色でした。まだ眠い目をこすりながら朝ごはんのお店を探すと、港の近くに小ぢんまりとした定食屋さんを発見。朝早い時間にも関わらく笑顔で店主さんが迎え入れてくれ、オススメされた「べっこう丼」を注文することに。 伊豆大島の郷土料理という「べっこう丼」は、新鮮な白身魚をお刺身をピリリと辛い島唐辛子入りの醤油だれに漬け込んで丼仕立てにしたもの。朝ごはんにもぴったりなおいしさに感動していると、「すごく簡単だからお家でも作れるよ」と丁寧に作り方を教えてくれるやさしい店主さんでした。
らじぱんだ さん
学生時代に作った大量カレー
学生時代ってホントお金ないですよね なんでね もうホント食べるのもね どうしようかなって結構考えたりしますよね ってことで私の場合はですね カレーとかシチュー またおでんや肉じゃが そういう煮物系をですね 一度にいっぱい作りまして それでね もう一週間ずっと食べ続けているっていうのをありましたね 途中でね 少なくなってきましたら また作って継ぎ足してって感じでね もうそれだったら違うの作れよって感じなんですけれどもね もうホント一週間カレーだったり一週間シチューとかね 一週間ずっとおでんだったりとかね してましたね でもね なんか飽きなかったんですよね やっぱり好きなものって飽きないですよね
サンロード さん
青春18切符での旅のシメご飯
お盆は名古屋の実家に帰っていたのですが、家族と予定が合わず私だけ別で現地集合に。 交通費を節約するために青春18キップで名古屋を目指したのですが、電車での長旅と途中熱海などで下車したこともあり、名古屋についたのは夜遅くに。 駅から実家に向かう途中の手羽先屋さんの手羽先をテイクアウトして食べたのですが、旅の疲れと手羽先の濃い味付けでビールが進み、とても美味しいごはんになりました。
なんでもないや さん
鴨川のほとりの春を感じる食
春の京都に行くといつもいく店がある。 鴨川のほとりで柳の木の緑が美しく見えるお店だ。 旬の野菜の魅力をそのままおいしく出してくれる。 お店はドアが開かれてきて、春の風を感じることができる。
MK さん
真冬のニューヨークとピザ
ある年の大晦日、ニューヨークへ弾丸で一人旅をした。 その年は記録的な大寒波が到来、空港に到着するなり、耳や頭が冷えて、だんだんと具合が悪くなるほどに寒かった。 英語もろくに喋れないのに、無謀にも1人で海外旅行に挑戦してみたが、寒さと言葉の通じない心細さで、初日から心が折れて、早く帰りたい気持ちになってしまった。 お店の注文も不安だったので、宿泊先のホテル近くの小さなピザ屋で何とか安いピザとコーラを頼み、空腹を満たした。せっかくニューヨークまで来たのに、安いピザとコーラしか食べられない自分に情けなくなりながら、その日は眠りについた。それでも1-2日ほど過ごしたら、次第にフッキレたのか、言葉が通じないことにもめげず、色々なお店に行ったり、観光地に行ったり、旅行を楽しむことができた。年越しの瞬間は、地元の人たちが集まるレストランで、テレビに映るタイムズスクエアのカウントダウンを見ながら知らない人たちとシャンパンで乾杯していた。 今でも時々、テレビで真冬のニューヨークを見ると、あの時のピザとコーラを思い出す。
mukamuka さん