みんなから集まったごはんの思い出
投稿エピソード一覧
全7作品
産後の体にじわーっと染み渡るお吸い物
無痛分娩だっため、陣痛が来た24時頃から絶飲食。朝に出産したため、朝食は間に合わず、初の食事は昼食でした。ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、海老と野菜の天ぷら盛り合わせ、茶碗蒸し、桜餅、ひなあられなど。半日ぶりの食事は、本当に美味しかったです。特に、ハマグリのお吸い物は優しい味で産後の体にじわーっと染み渡りました。そして何より、麻酔が切れて全身が痛いのに「美味しい!」と完食した自分の生命力に驚きました。食べることは生きる事だなとしみじみと感じました。
うさぎ さん
年末年始の寿司
東京から帰ってきたら、実家に豪勢な寿司が並んでいた。近隣に海がない関東のお寿司は美味しいが、ネタが小さくて割高だと感じる。でも、海に面した地元だと、安くて大きな身の寿司がたくさん食べられる。これこれ!食卓に並んだプリップリのブリに舌鼓を打つ。歯応えがあるのに、口の中でとろける。東京価格だと10万円くらい払ってもいいけど、驚くほど安くでこんなご馳走を味わえる。こんな美味しいお寿司を小さいときからたくさん食べさせてくれた地元と、両親に感謝したい。
寿司五郎 さん
これだけは食べたい雑炊の話
母は料理をしない人で、ほとんど外食や惣菜を買ってきていた。ただ、唯一、自分の手で作ってくれるのが冬に食べるお鍋でした。私は無限に具が追加されるような夜のお鍋も好きだったけれど、我が家では、翌日にそのお鍋でつくってくれる雑炊が格別でした。いろいろな旨みが染み込んだ鍋地に、卵がやわらかくとろけて、ごはんがハフハフ。片手鍋いっぱいにつくった雑炊を何度もお代わりして、絶対に食べ切っていました。そのおかげで、何度か学校に遅刻しそうになったくらい…… お鍋の日の翌朝、冬なのにお腹がたっぷりの雑炊で温まっている、あの嬉しい気持ちを冬になるとよく思い出します。
ぎゅうすけ さん
成人式で知った思い
私が小学生のころは、まだ、完全完食が目指される時代でした。給食もすべて食べるまで机に座らされて、食べ終わるまで、給食後の掃除の時間や5時間目が始まってからも給食のトレイを前にずっと座っているクラスメイトもいました。 ある時、いつもは元気で活発なクラスメイトが家庭環境によりこころが疲れていて、給食が食べられない、完食できないという時期がありました。 先生はいつものように、すべて食べるまで、給食時間を終わらせません。 何日かそんな日が続き、子供ながらにクラスメイトが辛そうな顔をしているとなんとかしないと…と思いました。 数日後から、私はこっそり、給食が配膳されたタイミングで、手をつける前に、そのクラスメイトのお皿から、給食を減らし、同じ班で食べている子達のお皿にササっと振り分けました。周りの子達の量を少しずつ増やし、食べられそうな量に調整したのです。 しばらくの間、先生が見ていない間にこっそりとそれを続けて、時間内に完食できるようにしたのです。 しばらく長い間、そんなことを続けていたと思います。でもそのうち、そのクラスメイトも様々な問題が解決したり、時間が解決したり、こころが安定してきたような気がしていました。 小学生のその頃、その後のことは、あまりよく覚えていませんが、ぼんやりと記憶の中にある思い出でした。 それから何年も経ち、成人式で私は当時のクラスメイトと再会しました。その時、当時についてお礼を言われたのです。 あの時、給食が食べられなくて苦痛だった日々を助けてくれてありがとう、と。辛い毎日に、大きな光であったと。 軽い気持ちでクラスメイトを助けていたことが、本人にとっては本当に忘れられない思い出で感謝していると言われ、なんだか照れ臭いような、でも過去の自分を褒めたいような、嬉しい気持ちになりました。 離れた場所で暮らしているので、そのクラスメイトに会うことはきっともうないのですが、私のこころにも大切な思い出になっています。
ゆきだるま さん
はぱのみ焼き
自分のお父さんは極稀に「はぱのみ焼き」という美味しいお好み焼きを作ってくれます。具材は様々で枝豆が入っていたりチーズが入っていたりとにかく様々な種類で美味しいのです。小さい頃から自分は店員の事をペンギンと呼んでおり店員の事を呼ぶ時(店員はお好み焼きを運ぶ人の事)ペンギンと呼んでいます。いつも何故はぱのみ焼きなんだろうと考えていましたが、小さい頃は「お好み焼き」の、のみからとったんだなと思っていました。それから特に考えることなく中学校2年生になりました。そこでわかったんです。のみはだけと同じ意味ののみなんだと。いつもありがとう
あいす さん

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ニューオリンズ
ニューオリンズで、バーボンストリートでお酒を飲みながら、そこらかしこに響くジャズを楽しんだのはいい食の体験だった。ほかの場所では外でお酒を飲むのを禁止されていることもあって、特別な感じがしたのと、カフェからストリートから、BARから、そこら中に音楽があふれているあの空気感は、やっぱり他では味わえない体験だなぁと感じた。
ジャズー さん
お母さんのカニクリームパスタ
誕生日や特別な日は自分が大好きなカニのクリームパスタにしてくれる両親。2人でカニを買ってきて、仕込んで仕上がる味は絶品。大きくなっても、それがずっと好きだと思って作ってくれる。でも、自分的には「ちょっと飽きてきたかな」と思うけど、毎回得意げに「今日はカニクリームパスタよ」と言ってくる両親の顔を見ると言えないし、愛されているなと改めて感じるそんな”ごはんメモリー”でした。
キュータロー さん
給食のわかめごはん おにぎり
中学の給食の時の話です。 わかめが入ったご飯が主食として出たのですが、その日はご飯がかなり余ってしまいました。そこで担任の先生が余ったわかめご飯を小さいおにぎりにして食べれる人に配ってくれました。 小さい一口サイズのおにぎりで、小ぶりな感じがなんだか愛おしかったのを覚えています。
ポンデと さん
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誕生日だけど、娘の好きなケーキはモンブラン
初産、それは私がママになった特別な日。 考え深いもので、娘の誕生だけはやはり特別に記憶がある。 そんな日には、娘の誕生日をお祝いと口では言いながら頭の中は自分が頑張った日だから自分を満足させよう♪そう思っている母なのだ。 娘には小さい頃から私の初めてを捧げている。 とりあえず、未知の世界を知るきっかけが娘なのだ。 誕生日ケーキといえば、イチゴがのったワンホールをイメージしていた。 だが、娘はあまり好きではない。 甘いものを先は先へと先送りにしていたが故に、ジュースも飲まない、甘いお菓子も周りのお友達に合わせて少し食べる程度。 そんな娘が好んだのが、モンブラン(栗の味がするところ)だった。 確かに、美味しいよねそこは。 初めて食べさせるものは特別に美味しいものをという考えで毎回、お金をかけてきただけある。 贅沢なモンブランの食べ方は、誕生日だけは許してあげようと数年間、誕生日にはモンブランを準備した。 高くついたが、家族みんなの分のモンブランを買い、盛大に祝った誕生日。 あれは何年まえになるのか。 近所のケーキ屋さんを周り、モンブラン食べ比べをした誕生日。 私の心をいっぱいにした自己満の母心、娘には伝わったかな? もう、自分が食べたいモンブランより家族が喜ぶものを希望してくれるようになった娘。 モンブラン誕生日、やって本当によかったよ。
みっちゃん さん

隣のクラスの秘密のメニュー
うちのクラスは元気一杯。給食が残ることはあまりなかった。ある日、下の学年の子の話を聞くと給食が残りがちだと。それはもったいないと米所の自分は心配したが、新任の先生が、テーブル塩で握ってくれると、余ったお米はあっという間に大人気おにぎり屋さんを通して売り切れるようになったと聞いた。 茶碗によそる前から「お減らししてください」と言っていた子まで、食後?の握りたておにぎりは欲しくなるらしく。先生、上手いことやってるなぁ。 ちょっと羨ましかった思い出🍙✨
忍冬(すいかずら) さん
年末年始の寿司
東京から帰ってきたら、実家に豪勢な寿司が並んでいた。近隣に海がない関東のお寿司は美味しいが、ネタが小さくて割高だと感じる。でも、海に面した地元だと、安くて大きな身の寿司がたくさん食べられる。これこれ!食卓に並んだプリップリのブリに舌鼓を打つ。歯応えがあるのに、口の中でとろける。東京価格だと10万円くらい払ってもいいけど、驚くほど安くでこんなご馳走を味わえる。こんな美味しいお寿司を小さいときからたくさん食べさせてくれた地元と、両親に感謝したい。
寿司五郎 さん