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全国のごはんの思い出、マンガにします!

マンガ作品一覧

全5作品

6

コニシ ナツコ

思い出の実家の卵焼き

「母から初めて教わった料理は卵焼きでした」 今回投稿いただいた動画の中でそうおっしゃっている方がとても多かったのが印象的でした。かくいう私も、母に初めて教わったのは卵焼きだった気がします。そんな動画の中でも、この作品のある一言に「ええ?!」と反応してしまい、選ばせて頂きました。どんなマンガに仕上がるか、お楽しみに♪

4

Reon

お父さんのスクランブルエッグ

家族とごはんの思い出に溢れた、数々の投稿動画の中から「父と娘の物語」は私自身の思い出と重なるところもあり、1つを選ばせて頂きました。 「ごはんメモリー」として、素敵な作品に描いていけたらと思います。 ★★★ 『お父さんのスクランブルエッグ』の思い出がアニメ作家・Reonさんにより素敵なショートアニメになりました! 背景イラスト:pasoputi https://twitter.com/pasopuchi キャスト: 娘 渡谷美帆 父 ハドウ https://twitter.com/harddeluxe 音響・音楽:ヨナヲスナヲ(Oncan,Inc) https://oncan.tokyo 原作投稿者:kenchico08 監督・制作:Reon https://twitter.com/reon_282 プロデューサー:小暮 泰斗 in association with Xenotoon Inc. https://xenotoon.com

3

清藤洸希 / h.b.

チキン南蛮

食べ歩きに比較実験、醤油ベースの甘酢ダレに寄り添ったタルタルソースの具材。ここに胸肉という硬派な選択。そして卵白と卵黄を分けて刻む丁寧さ。動画を見てすぐに伝わる、高いオタク度に共感を覚えました。 投稿者様が大切にしてきた思い出の味をベースに「レシピが出来た過程」や「食べてきたシチュエーション」などのストーリーまで組み込んだ作品を提案できたらと思います。 ★★★ 思い出のチキン南蛮が人気レストラン「枯朽」の清藤シェフによるアッと驚く本格レシピになりました!2日間かけるチキン南蛮!?詳しくは「シェフレピ」のサイトからお楽しみください!ご自宅で作れるミールキットも販売中です! https://chefrepi.com/recipes/french-cooking-techniques-learned-from-chicken-nanban

2

稲田俊輔

もっちもち さつまいもごはん

おばあちゃん、さつまいもご飯、あやとり……ほっこりと温かい情景が目に浮かぶようです。 さつまいもご飯はシンプルな材料ながら、お餅で「おこわ」風に仕上げる工夫もあり、もうこれだけでしっかりおいしそう。 さつまいもを一本そのままで入れるのはユニークですが、最後しゃもじで崩して混ぜることで、包丁で切って入れるよりも断面がご飯としっくり馴染むのでしょうね。 素朴だけど愛情たっぷりで、かつとても洗練されたレシピだと思いました。 ★★★ 名店「エリックサウス」の稲田シェフと投稿者のコラボレーションが実現。「思い出のさつまいもごはん×シェフのお煮しめ」今なら無料レシピ動画公開中!ご自宅で作りたい方向けミールキットも注文できます。 https://chefrepi.com/specials/grandmas-memory-food-inada-set

1

Sta.

そぼろ肉じゃが(レモン胡椒添え)

特別なことはしていないけれど、温かくなる。そんな思いが伝わってきた、肉じゃがの投稿を選ばせていただきました。 ホクホクのじゃがいもに、たっぷりのお肉。思わず、笑みがこぼれますね。 肉じゃがの思い出を送ってくださった方は、他にも多くいらっしゃいました。 我々もそんな、温かい気持ちになれるお料理をご提供できるよう、日々精進していきたい、と思わせていただきました。 ★★★ 思い出の肉じゃがから、レストラン「Sta.」の新しいメニューが生まれました! 「そぼろ肉じゃが」(レモン胡椒添え) 2024年3月1日から5月31日まで「Sta.」全店舗のディナータイムでお召し上がりいただけます。 気持ちも温まるほくほくの肉じゃが。是非とも、お試しください! (ただし食材の仕入れ状況により完売/販売終了となる場合もございます) https://online-sta.com/

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お弁当ガチャ

”今日はSSRだ!!” 今日のお弁当のおかずは、玉子焼きとほうれん草のお浸しとピーマンの肉詰め。私が好きなものばかりだ。もちろん、毎日が好きなものばかりじゃない。嫌いなおかずが入っている日ももちろんある。そういう日はちょっと落ち込む。でもそれがいい。だって毎日好きなものだけ入っていてもつまらない。いつ引けるか分からない推しのガチャをまわすみたいに、わくわく感と共にお弁当の蓋を開けるのが楽しいのだ。さて明日は何が入っているか。今日がSSRだったから、明日はSRぐらいかな?

ペパーミント さん

おばあちゃんのあげぱん

私にはおばあちゃんがいます。 正確には居ました。今はお空の上でひいおばあちゃん達と仲良く暮らしてると思います。 突然ですが私は揚げパンがとても大好きです。小さい頃からよくおばあちゃんが揚げパンを作ってくれていました。 ただ コッペパンを揚げる揚げパンとは違い食パンを四等分にしみみを切り正方形のまま揚げてお砂糖をまぶす至って簡単な作り方です。 1度に作る量が多いので毎回こんなに食べきれないよ〜と思いつつも結局美味しくてほとんど1人で平らげてしまうほど美味しかったんです。 おばあちゃんは私が成人する3ヶ月前に亡くなりました。 いつも何かあるとおばあちゃんに助けてもらいおばあちゃんの作ったご飯を食べ一緒に寝るのが本当に大好きでした。 亡くなってからは大好きな揚げパンを食べることが無くなり市販の揚げパンでは物足りなくどうしてもコッペパンの揚げパンではなくおばあちゃんが作ってくれたあの揚げパンが恋しかったんです。 ある日母が揚げパンを作ってくれました。 食べる気にもなれず そう伝えようと思い母が出してくれた揚げパンを見るとおばあちゃんの作った揚げパンと似ていて思わず1つ手に取ってしまいました。 とても美味しくておばあちゃんの作ってくれた揚げパンよりほんのちょっと甘めで それでも気がつくと泣きながら食べていました。 揚げパンが大好きな私を見兼ねて普段そういう料理を作らない母が作ってくれたことが何よりも嬉しく思いました。 あの時揚げパンを作ってくれた母には感謝していますし今では自分でもおばあちゃんと母が作ってくれた揚げパンを真似して作っています。 いつかおばあちゃんに私が作った揚げパンを食べて欲しい なんて思いながら。

しょくぱん さん

おばあちゃんの手作りミルクアイスキャンディー

雰囲気とか、話し方とか、笑い方とか、おばあちゃんはなんだか魔女みたいな雰囲気の人だった。車で40分くらいのところにある、かつて父も暮らした家に住んでいた。夏休みに家族で遊びに行くと決まって、いいものあるよぉ、食べるかぃー?ってちょっと芝居がかった前振りをされる。うん食べたい!って答えると、銀色の筒に棒が刺さったアイスキャンディーを出してくれる。カラフルなオレンジ味、グレープ味、レモン味もあったが、真っ白なミルク味が一番好きだった。どう、おいしい?それはよかったわぁ!ってうれしそうだった顔を思い出す。孫のために手作りしてくれた、甘くて、シャリっとして、素朴な味で、本当においしかった。父たち兄弟も食べていた、おばあちゃんのお得意デザートだったとあとで聞いた。

ねるねるねるね さん

オバァの作る沖縄そば

沖縄の北の果て・辺戸岬のオバァの家に訪れると、台所の方から何やら美味しそうな香りが漂っている。 匂いの出所の大鍋をのぞくと、黄金色のかつおだしと、大量の三枚肉(ラフテーのこと)とソーキ(スペアリブのこと)が顔をのぞかせた。これだけで、今日のお昼は「沖縄そば」だと確信できた。 「朝の7時からもう4時間は煮込んでるから、そろそろ最後の仕上げさぁね」 鍋をのぞく私にそう告げると、オバァは肉をどけて残ったスープをやかんに移し替える。 「お味噌汁やすまし汁はずうっと鍋で煮ているのに、沖縄そばのスープだけは、どうしてわざわざやかんに移すわけ?」 幼いころから長年疑問に思っていたことが、ふと、こぼれてしまった。 「肉の脂が溶けすぎてもダメ、スープが濁るし、肉の味もまずくなる。やかんに移せばそれを防げるし沸騰もしやすい」と、しわくちゃな笑顔と優しい声でそう告げるオバァを見た後で食べるそばは、いつになく優しい味がした。

ゆでたまご さん

食パンとバナナとナイフ

お父さんがいつも美味しそうに食べてる朝ごはん。食パンを焼いて、ナイフでバナナをスライスしてパンの上に並べたやつ。時々もらうけど、特別美味しくはない。うん、パンとバナナだよねって感じ。 聞けば、昔外国で働いてた時によく食べてたお父さんにとっては、思い出の朝ごはんらしい。 目の前にいるお父さんにも、私が知らない若い頃があったんだなって思えて、なんか不思議になる朝ごはん。

パンだ さん

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無骨な父のほうとう

父はあまり料理をしないが、出身地の山梨の名物のほうとうはよく作ってくれた。 野菜はざっくりとしか切れていないし、かぼちゃは熱で溶けてしまっているけど、なぜか絶妙においしい。 不器用な父の愛情を感じてすごく好きな料理だ。

森田 さん

成人式で知った思い

私が小学生のころは、まだ、完全完食が目指される時代でした。給食もすべて食べるまで机に座らされて、食べ終わるまで、給食後の掃除の時間や5時間目が始まってからも給食のトレイを前にずっと座っているクラスメイトもいました。 ある時、いつもは元気で活発なクラスメイトが家庭環境によりこころが疲れていて、給食が食べられない、完食できないという時期がありました。 先生はいつものように、すべて食べるまで、給食時間を終わらせません。  何日かそんな日が続き、子供ながらにクラスメイトが辛そうな顔をしているとなんとかしないと…と思いました。 数日後から、私はこっそり、給食が配膳されたタイミングで、手をつける前に、そのクラスメイトのお皿から、給食を減らし、同じ班で食べている子達のお皿にササっと振り分けました。周りの子達の量を少しずつ増やし、食べられそうな量に調整したのです。 しばらくの間、先生が見ていない間にこっそりとそれを続けて、時間内に完食できるようにしたのです。 しばらく長い間、そんなことを続けていたと思います。でもそのうち、そのクラスメイトも様々な問題が解決したり、時間が解決したり、こころが安定してきたような気がしていました。 小学生のその頃、その後のことは、あまりよく覚えていませんが、ぼんやりと記憶の中にある思い出でした。 それから何年も経ち、成人式で私は当時のクラスメイトと再会しました。その時、当時についてお礼を言われたのです。 あの時、給食が食べられなくて苦痛だった日々を助けてくれてありがとう、と。辛い毎日に、大きな光であったと。 軽い気持ちでクラスメイトを助けていたことが、本人にとっては本当に忘れられない思い出で感謝していると言われ、なんだか照れ臭いような、でも過去の自分を褒めたいような、嬉しい気持ちになりました。 離れた場所で暮らしているので、そのクラスメイトに会うことはきっともうないのですが、私のこころにも大切な思い出になっています。

ゆきだるま さん

給食が嫌いだった

給食が嫌いだった。 ”決められた時間で食べ終えなければいけない”  ”給食当番がかなりめんどくさくて大変” ”残してはいけないというあの雰囲気” 栄養価が高い以外のメリットをあまり感じていなかった。だから、高校生になって給食がなくなったときはすごく嬉しかった。でも、ある日友達と好きな給食のメニューの話ですごく盛り上がった。違う中学校で住んでいる地域も違う。なのに給食という共通の思い出は合って、そのことが嬉しかったし面白かったのだ。 栄養価が高い以外にもメリットがあった。それは給食という共通の思い出を私たちに提供してくれていることだ。そう考えると無性に食べたくなった。

ペパーミント さん

学生時代に作った大量カレー

学生時代ってホントお金ないですよね  なんでね もうホント食べるのもね  どうしようかなって結構考えたりしますよね  ってことで私の場合はですね  カレーとかシチュー またおでんや肉じゃが  そういう煮物系をですね  一度にいっぱい作りまして  それでね もう一週間ずっと食べ続けているっていうのをありましたね  途中でね 少なくなってきましたら  また作って継ぎ足してって感じでね  もうそれだったら違うの作れよって感じなんですけれどもね  もうホント一週間カレーだったり一週間シチューとかね  一週間ずっとおでんだったりとかね してましたね でもね なんか飽きなかったんですよね  やっぱり好きなものって飽きないですよね

サンロード さん

アフリカの夜とエチオピア料理

アフリカのタンザニアで食べたエチオピア料理が忘れられない。父親の運転するバイクの後ろにしがみつきながら向かった道中も、巨大なバオバブの木に囲まれて、夜の野外で力なく光るランプだけの薄暗い風景も、よく覚えている。シンプルな薄味の料理が多かった中で、スパイスがたっぷり使われたエチオピア料理は格別に美味しく感じられ、クーラーのない熱い野外のレストランで、夢中になって食べた。立派なレストランとかよりも、時間を経て大事な家族の思い出になった体験だった。

ジャンボ さん