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全国のごはんの思い出、マンガにします!

マンガ作品一覧

全1作品

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針原翼 / はりーP

情熱の階段

自分もミュージシャンを夢見て上京した時に、1週間同じものを食べるなど当たり前の状態でした。 たくさん作って分けて食べていた料理も繰り返しているうちに小技を覚えて、アレンジもだんだんとレパートリーが増えていくのも生活が根付いていくようで嬉しかった。そんな頃を思い出す良い機会をいただきました。 ★★★ 皆さんの青春時代のごはんの思い出が「針原翼/はりーP」さんにより楽曲とミュージックビデオになりました! 「情熱の階段」 情熱の階段 僕は登ってる 一生懸命に膝を立てて 結局のところさ 僕は何者だろう どうしてこんなに悩んでんだろう 情熱の階段 僕は登ってる 絶望の可能性を抱えながら 悪戦苦闘が 染みになったトレーナー 着はじめた色とは程遠いよな 本音はこんなはずじゃないと言いたげで ニガニガした顔だったよ 情熱の階段 僕は笑ってる 必死に涙を隠しながら なんだってチャレンジ そんな心構え 大鍋で作り置いたカレーの底 生きる術はたくさん「生きる理由」は一握り すっかり板についた物言い癖 本音を手放してしまえば簡単で ジタバタしてないんだろう 夢を逆走したアパート 暖房のない六畳で 信じられるものと出会って 別れ道を選んだ けれどお腹だけは満たして 典型な理想を語って この世の終わりと戦って 見事にお腹が空くんだ ほかほかのごはん 出来立てのごちそう 卵焼き 海苔巻き からあげの山 「おかえり」「ただいま」夢にまで見ること 「いってらっしゃい」に返事を求められないこと 情熱の階段 僕の生きる道 もしかしたら降っていたのかもしれない 瞬く間の出来事 その連続で心は 壊れそうになるけれど闘ってるんだ 情熱の階段 僕は

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新入社員時代のローカル焼肉

入社一年目、本当に忙しいなかで、生活の手続きまで手が回らなくて、気づくと電気も水も止まってしまった。季節は夏。水と電気がない週末はほんとに厳しい。ふと思い立って、旅行に行くことにした。東京での生活につかれてしまったのもあり、誰にも会いたくなくて、あえてなにもなさそうな茨木の田舎に行った。数時間、電車にゆられて、無人駅を乗り継ぎ、目的地についてみたら、観光地らしいものは何もない。ほんとうに「普通」のまちだった。とりあえず、地元の本屋で漫画を大人買いして、部屋でセミの声を聴きながら、ただ寝転んでぼーっと読んでいた。ひとりで宿の食堂で食べるのもなんか嫌だったので、ふらふらと町を歩いて、地元の焼き肉屋に入ってみた。入ってみると、お店の子どもと地元の高校生がアルバイトしていて、ローカルラジオがかかっていて、急に旅に来たんだなぁという気がしたのを覚えている。本棚には、昔のマンガがたくさんあった。焼肉は美味しかった、多分。正直何を食べたかとかは覚えていないんだけど、東京から遠く離れて、自分とは違う場所でも当然だけどその場所での生活や時間があって。あぁ、今の生活だけがぜんぶじゃないんだよなぁって気持ちが楽になった。いつかまた行きたいと思ってるんだけど、まちの名前も駅の名前も思い出せない。なんとなく不思議な記憶。

雲 さん

遠野のジンギスカン

ある夏、一人旅で岩手へ行った。 岩手で働いていた人から話を聞いてぜひいきたいと思って。 宮沢賢治も大好きだし、岩手についた瞬間から、大きな岩手山が見えて、ああ、賢治の風景だ、と思ってワクワクした。 一人で花巻も龍泉洞もいった。 当時一日二通しかなかった電車で遠野にいき、岩手を勧めてくれた友人おすすめの遠野のジンギスカンを一人で食べた。 なぜ遠野といえばジンギスカンなのか、いまだにわからないけど、社会人になって数年、必死で休みもなく働いてきて、やっと一息ついて初めてしっかりとれた夏休みのジンギスカンは、とてもおいしかった。 おいしいね、と言える相手がいないことがさみしくもあったけど、この旅は一人がよかったんだろうと思った。

もいもい さん

はじめてホヤを食べた日

親が好きで食べていたホヤを、初めて食べた日のことは忘れられない。見た目はもちろんのこと、甘いともしょっぱいとも言い切れないあの不思議な味。水を飲むとなぜか少し甘く感じた衝撃。海のパイナップルと言ったのは誰だ、と本気で腹が立った。それからも好奇心で父親が食べていると、一切れもらっては、うそでしょー、と盛り上がっていた。20年近くたって、今は大好物のホヤ。人間の味覚って不思議ですね。

つまみ さん

給食が嫌いだった

給食が嫌いだった。 ”決められた時間で食べ終えなければいけない”  ”給食当番がかなりめんどくさくて大変” ”残してはいけないというあの雰囲気” 栄養価が高い以外のメリットをあまり感じていなかった。だから、高校生になって給食がなくなったときはすごく嬉しかった。でも、ある日友達と好きな給食のメニューの話ですごく盛り上がった。違う中学校で住んでいる地域も違う。なのに給食という共通の思い出は合って、そのことが嬉しかったし面白かったのだ。 栄養価が高い以外にもメリットがあった。それは給食という共通の思い出を私たちに提供してくれていることだ。そう考えると無性に食べたくなった。

ペパーミント さん

花火の下で家族と食べるおばあちゃんが握ったおにぎり

花火大会のときは必ず家族集まって花火を見ながらおばあちゃんが握ってくれたおいしいおにぎりを食べます。カラフルな花火の下で観客の笑顔と幸せな笑い声が聞こえてきます。

ハニー さん

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花火の下で家族と食べるおばあちゃんが握ったおにぎり

花火大会のときは必ず家族集まって花火を見ながらおばあちゃんが握ってくれたおいしいおにぎりを食べます。カラフルな花火の下で観客の笑顔と幸せな笑い声が聞こえてきます。

ハニー さん

残飯処理班

中学生3年生の時にクラスで給食を残さないようにしようという取り組みがあり、クラスの有志5人(私以外全員男子)で毎日残った給食を完食目指して食べていました。私は野菜担当でしたが全員の配膳が終わりおかわりまで終わると、四角い食缶ごと自分の机に持って行き抱えて食べていました。私は納豆和えが大好きでしたが、人気の無いメニューだったので毎回沢山残っており…大好きなメニューをお腹いっぱい食べられてとても幸せでした。ただ食べ過ぎるとその後の掃除の時間にひびいて大変でした、当時はただの食いしん坊の奇行でした。今こうして思い返してみると、フードロスを最小限に減らせていた上に、私のブラックホールな胃袋まで満たされていたんだなと。画期的な取り組みだったなと思います(笑)男子達と食缶を抱えて食べたあの日々、とてもいい思い出です。

なじゅん さん

出張で訪れたフィレンツエで出会った辛いトマトソースのパスタ

初めてのイタリアは出張だった。数年に及ぶ難しいプロジェクトの締めくくりに、ピサ、フィレンツエと回った。最終日に同行した取引先の2人と食べたシンプルなパスタが記憶に刻まれている。唐辛子がぴりっと辛く、にんにくがきいたトマトソースにパセリがちらされたシンプルな見た目。アラビアータかと思ったが、カレッティエラというフィレンツエの名物らしい。見た目より奥深い味わいに舌鼓を打った。毎回打上げは仕事のご褒美だと思っているが、このパスタは格別だった。

よっちゃん さん

畑仕事の後のやきいも祭り

地元では、秋になると畑仕事をした後に、みんなで夕方集まって焼き芋を焼く。 落ち葉を集めてきて、穴をほって、畑でとれたさつまいもをアルミホイルで包んで蒸し焼きにする。 子供達も集まってきて、みんなで談笑しながら食べる。 ほっこりする好きな時間だ。

Q さん

ラーメン二郎で飢えを凌いだ学生時代の思い出

秋の夜空を見上げながら歩いていると、黄色い看板が視界に入った。学生時代によく行った、「ラーメン二郎」の看板だった。目線を下げると、若年層を中心に大行列。ああ、20年前は、自分もこの行列に並んで、遊園地のアトラクションのようにワクワクした気持ちで大盛りのラーメンを食べれるのを今か今かと心待ちにしていた。早速入って、小盛りの200gを注文した。当時に比べると食べられる量は減ったけど、変わらぬパンチの効いた濃い味に大学生活の思い出が蘇ってきた。 当時、僕はお金がなかった。親類が一人もいない東京に裸一貫で出てきて、4畳で家賃30000円の激安アパートに住み、アルバイトをしながら大学に通った。給料日の前にはいつも財布にお金がなかったから、ワンコイン近くで食べられた二郎の大盛りを昼に食べて、1日の飢えを凌いだっけ。

企業戦士 さん